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棟板金交換工事 in 西東京市

段々と梅雨の時期が近づいてきました。
この時期は現場作業も捗らずお問い合わせも増え私にとっては頭を抱える時期となります。
誰でも嫌なことは先のばしになりがちなものですが、梅雨空が続くと見て見ぬふりをしていた部分に向き合わなければならない状況になりご連絡をいただくことが多いです・・・。即対応出来ればよいのですが工事予定や雨天の場合にはどうにも対処できないこともしばしば。頼む方も頼まれる方も悩ましい限りです。

さて今回は地元西東京市のお客様からのご依頼です。
先月の強風が原因で棟板金が飛散落下してしまったとの事。築年数からこの状態では木下地(貫木材)劣化により棟板金が飛んでしまった事をご説明し根本から修理する事となりました。ご依頼いただいてから工事に係るまで日数をいただく関係で防水テープによる仮養生を行い、その期間に雨が降っても心配ない状態にしてからスタートです。

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画像右上の部分が飛んでしまい防水テープで仮養生をしています。
画像下段の二枚が棟板金撤去後の木下地の様子。築20年もすると木下地はこのように劣化した状態となり棟板金を固定保持することができなくなります。ですからこの部分を交換することが必要になってくるのです。

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そして木下地を新しく施工し棟板金で仕上げて完了となります。

今回一番お伝えしたいのは木下地の部分よりも使われていた棟板金です。
画像を見ていただき新しく用意した棟板金と見比べて違いがわかりますでしょうか。

CIMG0590_R_R.jpg

右側が古い棟板金で左側が新しく用意した棟板金です。
よーく見比べると新しく用意した棟板金の頂点の角度が古い棟板金よりも鋭角になっています。
ここが今回お伝えしたいポイントとなります。
主に用いられる棟板金は既製品であり汎用曰く四寸勾配に設定されています。今回工事した建物の屋根勾配は六寸勾配です。棟板金を見比べてもうお分かりと思いますが新築施工時から勾配違いの部材が使われていたという事です。
六寸勾配の建物に四寸勾配の棟板金を使用すると棟板金自体がたわんだ状態で取り付けられることになり取り付けた棟板金自体に張力が生まれることになります。木下地が新しいければ釘の保持力が保たれるので抜けにくいのですが劣化が進むと張力も加わり六寸勾配で成型された棟板金よりも格段に釘が抜けやすくなります。
当社は既製品を使用する際もその点を見定め折り曲げ機により棟板金を再加工して工事を行っております。ここが只の取付屋ではない板金職人としてのプライドであり見識です。

施主様はHPをご覧いただき業者を見比べたうえで当社にご依頼くださったとの事。本当にありがたい事です。
費用の高い安いにとかく目を奪われがちですが、金額には必ず理由があります。
零細中の零細である当社が80年近くに渡り続く理由も地元の方との信頼関係の上で生かされているものだと思います。これからも誠実に精一杯励んでいこうと思います。


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宮本工業有限会社
TEL :042-461-2251
http://mk-sheetmetal.com

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